エレガントなユーモアは魅力的
アイラブ・ルーシーを筆頭に海外のコメディやユーモアのあるシーンを見て素敵だなと思ったこと、ありませんか?
英国王室、モナコ王室を筆頭に、海外のセレブのユーモアは洗練されていますが、ステキな外観の奥に、赤い鼻をつけたクラウンのセンスがある、ということは日本では知られていません。
エレガントなカッコよさの奥に、赤い鼻のおどけたクラウンが住んでいる、というわけです。
素敵に見える人たち、たとえば海外のロールモデルやセレブ達の洋服を着ている欧米の文化は、大きく分けると三つの要素で構成されています。(注:宗教的な背景は省略しています)
ユーモアって学習するの?
こどものころから、身近にクラウンがいて、その笑いに親しんできた人たちは、日常生活の中で物事を見る視点の多様性を学習して育ちます。だから、大統領夫人がこどもたちのために赤い鼻をつけたりできるのですね。その意味を理解しているからです。
「自分はあんな格好はできない」とか「恥ずかしい」「かっこ悪い」?
そんなふうに感じてしまうのは、そのような環境になかったのですから仕方がありません。
実は、センス良くユーモアを扱うには、「赤い鼻のクラウン」のハウツウを学習するのが一番早いのです。
ユーモアを生み出す世界やものの見方は、学習し、練習することで飛躍的に向上します。
インストラクターは、ウィスコンシン大学クラウンキャンプで14年クラウンを教えた実績がある海外でも人気のロネとジージです。
見たことのない世界 見たことのない自分との出会い
ものごとや世界をさまざまな角度から見る練習をするなかで、いままで気がつかなかったこと、なんとなく感じていたけれどもはっきりしなかったことが見えてきます。
授業のスタイルは、ウィスコンシン大学クラウンキャンプと同じ。いわゆる日本の「授業」「講座」とかなり雰囲気が違います。不安なこと、やりたくないこと、はやらずに見学していてもOK。
クラウンキャンプ木曽で得られる効果
個人差がありますが、学習を続ける中でこんな効果が期待できます。
- 気持ちにゆとりができる
- 人間関係が楽になる
- 問題解決のヒントが見つかりやすくなる
- そもそも何が問題かが見つかりやすくなる
- 自分がどうしたいのかが見つかりやすくなる
- 多様性が見える 言語の違う参加者との交流
- 英語を勉強しているのに「クラウン的な思考」を知らないなんて、あり得ないから。
自信はどこから来るか?
「周りの人にほめられたから」「ポジションが上がったから」「~ができたから」
こう答える人がとても多いですが、ちょっと立ち止まって考えてみます。
「誰もほめてくれなくても」「ポジションに関係なく」「できてもできなくても」
それでも壊れないのが自信だと思えませんか?
もちろん、「ほめられたり」「ポジションが上がったり」「~ができるようになる」までの努力は敬意うことは言うまでもありません。
学校の算数で足し算引き算を勉強するのと同じように、自信についてを学習しその保ち方を練習するのです。
これはひいては、「自分とのコミュニケーション」のトレーニングにもなり、「自分は何をしたいのか」「自分はどうなりたいのか」をクリアにしていくことにもつながります。
「意地悪」の取り扱い方
自分が意地悪な気持ちになるとき、誰かが意地悪な気持ちになるとき、それはどんなときか。
クラウンは感情と表現の学習をするので、いくつもの対応を学習することができます。
このように、さまざまな状況を取り扱うトレーニングをすることは、広い意味で例えば「問題はどこにあるのか」を見つけたり「解決するには~」という方法をいくつも発想できるトレーニングにつながる、というわけです。
なぜ人を見下すのか、なぜ人を見上げるのか
ワン・アップ・マン・シップ(one upmanship)という言葉があります。
人間の本能とも言える「1歩前に出る」習性のことで、もっとわかりやすく言うと「私の方が少しだけ~」という感覚で、「〇〇もかわいいけれど、うちのワンちゃんの方が~」という感じ方のことです。
どこの世界にもあるこの感覚を、良し悪しではなく、取り扱い方を学習します。この感覚の取り扱い方こそが「クラウンの神髄」といっても過言ではありません。
クラウンのメイクの意味
クラウンの学習をするにあたり、「クラウンのメイクをすること」に抵抗を覚える人が多いのは日本人の大きな特徴です。
海外では王室メンバーでもセレブでも、時には笑いながらこのメイクを楽しみます。彼らのエレガンスやインテリジェンスはこういうユーモアのセンスに裏打ちされているのです。彼らは、代々こどもの頃からクラウンを知っていますから、DNA的に学習済み、ということです。
プロのクラウンを目指す人でも、ルーシーやチャップリンのようにメイクをしないでやりたい人がいますが、そういう人たちでも学習段階ではメイクをします。
それは、メイクをすることで、表情や表現、発想力などのトレーニング効果が上がるからです。また、クラウンのメイクをした顔はマスク(仮面)の効果もあるため、思い切った表現もできます。サングラスをかけると少し大胆になれる、とかマスクをしていると恥ずかしくない、などと同じ効果と言えます。
なので「表現力を磨きたかったら、クラウン・メイクでレッスン」がおすすめです。
こどもに接するなら
ウィスコンシン大学クラウンキャンプで教えていた時には、多くのこどもに接する職業の受講生がいました。
- 学校の先生、幼稚園の先生、保育士 必修科目
- ドクター 特に小児科のお医者さん
- 看護士さん
- 警察官 こどもに安全教室をすることがある
- 消防士 救急安全教室をユーモラスにやるため
- お母さん・お父さん こどもとの楽しいコミュニケーションのため
そのほか
- 銀行の支店長
- ビジネスマン
- 俳優・女優(学校では必修) (欧米の演劇人でクラウンができない人はいません)
ほかにもいろいろ。
特にこどもに直接接する職業の人は必修、という状況でした。国が違えばルールや習慣も違うので、一概には言えませんが、スキルとして身につけていると、こどもだけではなく、保護者とのコミュニケーションにも生かせると感じました。
心のとびら
圧の強い日本の社会で、こどもに接する人以外にも、クラウンの学びをおすすめしたい人はたくさんいますが、特におすすめしたいのは、
- まじめな人
- よく緊張してしまう人
- 人とうまくやれない、と悩んでいる人
- なんだか「うまくいかない」と悩んでいる人
- 頭のいい人、お勉強はできる人
- 心の扉を開けたい、と願う人
- 周りの人に笑ってもらうのが好きな人
こころの準備はいいですか?
ここまで読んできて、赤い鼻の勉強にちょっと興味がわいてきたら、クラウンキャンプ木曽のサイトに行ってみましょう。
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合宿は無理、という方、ご安心ください
web講座、リアル対面講座などもあります。